生理前の便秘とカチカチの硬い便の解消法

最近テレビCMでよく見かけるのが「ハーブイン『タケダ』」という便秘薬です。

ハーブイン「タケダ」
出典 : ハーブイン「タケダ」 | タケダ漢方便秘薬 | 武田薬品工業株式会社

女性にターゲットをしぼり、生理前の便秘や硬いカチカチ便に対してオススメということで売り出しています。なぜこれがわたしの目によく留まるのかというと、家族が便秘で悩んでいるからです。

というわけで、生理前の便秘と硬い便についてすこし調べてみました。

生理前に便秘になる理由

生理前になぜ便秘になるのかというと、排卵後から生理までにかけて分泌が増える女性ホルモンのひとつ「黄体ホルモン」による影響です。

黄体ホルモンの受容体に、腸のぜんどう運動を抑制する作用があるため、生理前の黄体ホルモンの分泌が活発になるタイミングでウンチが腸内で停滞しがちになり、便秘になってしまうのです。

腸のぜんどう運動とは、腸の筋肉が弛緩と収縮を繰り返して、便を先へ先へと動かしていくことです。

このぜんどう運動が弱いことが原因で起こる便秘を「弛緩性便秘」といいますが、女性はもともと筋肉が少なく腹圧がかけにくいことや、生理などの女性特有の現象が重なることなどで男性よりも便秘になりやすいのです。

生理がはじまったら自然と便秘が解消するという人も多いようなのですが、生理前には便秘のほかにも頭痛や吐き気、だるさ、眠気、イライラなどのいわゆるPMS(月経前症候群)の症状が出るので、できれば便秘にはなりたくないもの。

そこに着目した武田薬品が、生理前の便秘解消に良いと的を絞って販売しているのが、冒頭で紹介した「ハーブイン『タケダ』」です。

硬い便ができる原因

女性はまた、硬いカチカチの便を経験している人が多いと思います。黒ずんでいて小さくコロコロしたかたちのウンチです。

カチカチ便ができる理由は、便秘です。便秘になるとウンチが腸内に滞留します。大腸では食べカスから水分を吸収することで便をつくるのですが、長いこと腸内にあると、腸壁からの水分の吸収が進んで、だんだん硬くなってしまうのです。

そのため、便秘になると硬い便ができて、硬い便を出すのがツラくて便秘が長期化するという悪循環ができてしまいます。

硬い便の解消には、酸化マグネシウムを含んだ塩類下剤を使ったり、食べ物で摂れるものでいうとオリゴ糖を摂ったりするというのが一般的な対抗策として良いようです。

参考 : 硬い便をやわらかくする方法

オリゴ糖や下剤、また食物繊維の摂取なども良いですが、上記で紹介されている方法だと乳酸菌サプリを利用して、長期的に根本原因を断つための努力をするというのも有効な手段のようです。

下剤の使用は限定的にしよう

ハーブイン「タケダ」には、大黄という刺激性成分が含まれています。大黄は生薬なのでカラダに良いようなイメージがありますが、腸の粘膜を刺激してぜんどう運動をうながすというものなので、依存は厳禁です。

使い過ぎは腸の疲れや機能低下をまねくので、生理前の一時的な便秘の時だけに使うなど、限定的な使用にとどめるのが望ましいと思います。

…というわけで、上記のようなことを家族に説明してきます(笑)。少しでも便秘解消の助けになれることを祈りつつ。

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